きっかけ


筆者(私)は元々、とある小さなホスティング会社に勤めており、技術職として主にサーバーの管理、アプリケーション開発などに携わっていました。

当時、最盛期で150台くらいのサーバーを東京にあるデータセンターで管理しており、それをほとんど私1人でお守りをしている状態でした。

これらのサーバーを「共用サーバー」「専用サーバー」として、お客様(主に個人~中小企業)にレンタル提供していました。

「顧客買取」ではなく「レンタル提供」というのがポイントで、お客様からサービスを解約されるとサーバーが余るわけです。

余剰サーバーと同一スペックサーバーのサービス申し込みなどがあると、ハードディスクだけ新品に交換し、サーバーを「使い回し」ていましたが、それでも150台もありますと1台や2台、いえ、常時5~10台くらいの「余ったサーバー」が存在していました。

これら「余ったサーバー」がどうなっていたかといいますと、「火を落とす」ことはせず、サービス未提供ながらもサービス提供サーバーと同じように日々のメンテナンス(アップデート、パッチあて等)を行っており、いつでも出動出来る準備を整えていたわけです。

その中のいくつかのサーバーは業務上必要な検証機として利用していました。(パッケージ作成や設定の事前検証など)

そしていくつかは・・・私のプライベート機として利用していました。(もちろん会社には内緒)

なにしろサーバマシンの管理は私一人だけで行っていましたから。その他(同僚、上司、社長含め)誰もマシンの利用状況なんてわかりっこありません。むしろ、「誰か気づけよ」と言いたくなるくらい管理が「ザル」でした。何しろDNSサーバも顧客向けのDNSサーバを利用してましたから。1つや2つDNSゾーンを追加したくらいでは誰も気づきません。(他の業者さんとかはどうやって管理してたのかな)